ゴールデンウィークの代休をやっと取ることができ、さあ、どこまで走ろうか?
なかなか、平日に3日も休みを取れる立場ではないので、どうせなら1泊では絶対に行きづらいところを探す。
梅雨を考えれば選択肢は北。
日曜日にネットで下風呂温泉かどや旅館を押さえる。ほんとうに1日で着けるのか?宿を決めた以上、そこから逆算。
あとはなんとでもなるさ(笑)そして、今回の旅の相棒がベスパGTS250。
昨年、スクーターデイズで大人のスクーター旅として取り上げて頂いた手前もなくはないが…
朝の3時に起き、4時には出発。下風呂温泉までは880キロの長旅だ。
多分、1日でも走るバイク旅で最長かも?北海道だって、仙台からフェリーだし…
朝4時でほんとうに着けるのか?半信半疑で北上。
ルートは常磐道から磐越道、東北道で八戸北からは一般道で。
初めの休憩は中郷。250のバイクは一般道では燃費が伸びるが、100キロ辺りから燃費が落ちる。
ここまでの感じだと150キロに一度は休憩せねばならない。
ただ、元気な間になるべく北に向かいたい。
事務所にある盛岡を通過したのが、昼過ぎ。順調順調。
東北道も八戸道も岩手高原が高速の最北スタンドだ。バイクのようにタンク容量が少ない場合、ここでの給油はマスト。
結局、八戸に着いたら2時半くらいだったか?
ここからは一般道で150キロ。ただし、三沢基地辺りは勝手知った道。
太平洋側に飛んで行く戦闘機を見ながら尚も北上する。
5時に宿に入るにはこのまま行かねば…尻屋崎を明日に回して下風呂温泉へ直行。
宿に着いたのがちょうど5時。
いやいや、やっぱり遠い道のりだった。せっかくなので、温泉街をぶらっと
結構、坂道の途中に宿があるので足付きの悪いバイクの方は海側の宿が無難かも?
大間鉄道のアーチ橋を利用した足湯。
実は今回のツーリングの目的の1つにこの大間鉄道がある。
戦前に計画されトンネルやアーチ橋は完成したにもかかわらず一度も列車が走らなかった鉄道。
もし、ここに鉄道が走っていたら今頃は北海道新幹線がここから海を渡ったのかもしれない…
海の向こうには北海道。直線で20キロのこの地では、テレビがみな北海道の番組が流れているのです。
美味しい夕飯を頂きふたたび足湯の方へ
この一画だけに線路が敷かれていてとてもノスタルジック。
さあ、明日はいよいよ本州最北端の地、大間崎を目指します。
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